2008年8月13日水曜日

昭和モダニズム 群馬1

前回の東京中央郵便局の保存問題の件をきっかけに群馬県内にある保存が決まっている登録文化財や登録されずに無くなって行く運命にある建物などを取り上げて行きたいと思います。

まずは、やっぱり群馬県庁昭和庁舎でしょう。

早稲田大学大隅講堂を設計した佐藤功一の設計。昭和3年2月に竣工し、4月9日落成しました。鉄筋コンクリート造、地上3 階、地下1階、建築面積2019㎡。昭和初期の典型的洋風建造物で、1階外壁を石貼り、2・3階をスクラッチタイル貼り、玄関正面は,半円アーチを軸に構成された車寄せ。昭和初期における庁舎建築の規範的な作品として知られています。
現在はパスポートセンター、NPO・ボランティアサロン、喫茶店やカルチャーセンターや会議室などがあり県民の交流の場となっています。


(指)登録有形文化財(平成8年12月20日登録)



内部も綺麗に改修されて利用されています。

入口のアーチから見えるのは群馬会館です。

群馬県庁 昭和庁舎
群馬県前橋市本町1-1-1

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